品種のこと


normでお茶をご紹介する時に、よく「この品種は、」と品種についても触れています。「品種」というのはどの植物(生き物)にもあって、同じ「茶」という認識の中には実は色々な種類があります。

他の植物で考えてみると、例えばお米、コシヒカリやあきたこまち、ありますよね。リンゴだと、ふじりんご、紅玉、ジョナゴールド。種が違えば、キャラクターが違います。

 

 

実はお茶も品種による味わいの違いが顕著に現れる農作物のうちの一つです。お茶の味わいを決める要素としてたくさんのものが挙げられますが、品種も大きな要因と言えます。

「ヤブキタ(藪北)」という名前は聞いたことがある人も多いかもしれません。日本で作られているお茶の中で最も多い品種です。その割合、なんと約75%!この品種は非常に育てやすく、気候(霜)にも強い、収穫量も安定していて、その上味も上質、ということで1950年代から全国に普及していきます。

もちろんヤブキタは確かに綺麗な味わいを持つバランスの良い素敵な品種ではあるのですが、あまりにも一つの品種ばかりが育てられてしまっては味わいが似てきてしまいます。他にもたくさんの(登録されているものでも54種類、されてないものも合わせれば100種類以上あるといわれています)品種があるのに、育てられなければなくなってしまうものもありますし、そんな理由は置いておいてもとにかく、品種茶は個性豊かで面白い!のです。人も一緒ですよね、ダイバーシティです!多様性です!

 

と、いうわけで近年品種茶と呼ばれ、ヤブキタ以外の品種にも注目が集まっています。お茶を飲むとき、選ぶとき、品種を参考にしてみても面白いかと思います。「ん!このお茶好き!」と思ったとき、なんの品種のお茶なのか、ちらっと頭に入れておくと次回お茶を選ぶ時に参考になるかもしれません。

 

 

 

ここではnormの思う品種の味わいについて書いてみます。とはいえ、お茶の味わいを決める要素は他にもたくさんあるので、必ずしもここに書いてある特徴が一致するとは限らないし、絶対的な情報ではないので、ふ〜ん、どんなもんだ?というくらいの気持ちで興味があれば読んでいただければと思います。